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2010年5月18日 6時48分

22年度 第1回 災害避難所宿泊体験塾を開催します。

今年も「災害避難所宿泊体験塾」を開催します。
昨年度は、8月と2月に行いましたが、参加者のアンケートなどから季節的に厳しいという意見がありました。そこで、本年は「初夏」と「晩秋」の2回に行うことにしました。

 本年第1回目の日程は、6月19日(土曜日)~20日(日曜日)、会場は、入谷小学校体育館です。詳しい ビラ、申込書はこのページの最後に添付してあります。ダウンロードして使ってください。会場の準備の都合もありますので「事前申し込み制」をとらせていただいています。FAXまたはE-MAILで申し込んでください。
プライベートスペースつくり

 座間市には、31箇所の「災害避難所」が指定されています。計画収容人員は約1万4千人です。皆さんは、災害が起こったときにどこの避難所に行くか決めてありますか?
「私はどこへ行ったらよいの?」と決めていない人が多いようです。
というのは市は、あなたはどこの避難所ですよということを決めていません。どこへ行くかは皆さん自身が判断してゆくことになるからです。
大規模な地震が来たとき自宅が全壊したり一部壊れてその場で生活を継続することが困難な場合には避難所へ行くことになるわけです。しかし、発災直後、災害雛所が確実に開設されるかはなんともいえないのです。避難所には、市の職員が駆けつけることになってはいますが、職員がその避難所を開設することが出来るかは微妙なのです。

 過去の災害を見ても現実に避難所を開設し、運営した力は、「行政」ではなく地元の自治会を中心とした「地域力」と被災地の外から応援に駆けつけてくれた「ボランティア」の力なのです。日ごろから地域のつながりが強い地区では、早期に受け入れの態勢が確立され収容が始まりましたが、弱い地域では、住民は集まってきても「誰かいないのか」、「市は何をやっているんだ」というばかりで烏合の衆のままに時間が過ぎていくケースも多く見られました。
DSC01485.JPG

 これらの反省から、災害に遭遇した地域や、そこに応援に行った行政職員やボランティア活動をした人々の声を受けて、多くの自治体では、避難所を災害対応拠点と位置付けて拠点ごとに「避難所運営委員会」という組織を立ち上げ、定期的に避難所の開設・運営の訓練を行っているようです。
残念ながら座間市には、そのような動きが見られませんが、過去2回の体験塾を通じて参加された方々からは、緊急時に対応できる避難所ごとの組織が必要だね・・という意見が出てきています。

 皆さんも災害避難所については、各地で起きた災害を通じTVなどでその姿を見た経験は多いと思います。しかし、ご覧になった方は、「大変ねー」「かわいそう」ということは言ってもこれが自分のところに起こりうることだということまでは感じないのが現実です。
本物の被害にあわなければわからないことは数多くあります。しかし、そんな体験はないほうが良いわけです。そこで、私たちは「擬似的な体験」を通じて万が一災害に遭遇したときの自分そして周囲の人々と取り組んでゆくことを学んでいただこうと考えこれら体験塾のプログラムを考えて展開しています。

① 私たちを取り巻く災害環境から被害がどの程度かをイメージする
② 災害が起きてしまったときの私たちが採る行動をイメージして備えるた
めの目安を感じる
③ 避難所ってどんなところか? 何があって、何がないのか そのとき自分
たちは何が出来るのか?を考える
④ 食事を通じて避難所の中での生活をイメージする・・・
⑤ 避難所でその運営に携わること・・・それは どんなことなの・・・を疑似体験する。
⑥ 避難所で寝るということ・・・あの空間が生活するうえでどのような問題が起きてくるのかを体験する・・その中から 自宅で備えるものを考える
⑦ 避難所生活での共助について考える

1泊2日という短い時間の体験塾です。どの程度学ぶことが出来るかは参加されたそれぞれの方の取り組み姿勢で大きく変わってきます。しかし、体験しておくことは大切です。

 私たちざま災害ボランティアネットワークはこれらの活動を通じて座間市にも出来るだけ早く「避難所運営委員会」が開設され定期的な活動を通じ、一定のレベルを維持できるシステムが構築されるように働きかけてゆこうと思い活動を続けて行きます。

 座間市には、「地域防災計画」という災害が起きたときの対応についての定めが出来ています。しかし、その実情は残念ながら計画通りにはなっていません。
定められた災害時行政組織が機能するのか?という大きな課題から、私たちの身近な問題である備蓄されている品々が規定数量が確保されているか、発電機の燃料が備えられているか・・・と細かなところを検証してゆくと恐ろしくなってきます。
しかし、そのことを「~すべきだ」「何しているんだ」「市民サービスが・・」と声高に言ってもそんな簡単に備えられるものではありません。
「べき論」を言う前に 自分のそして家族、近隣の方々の命と安全を確保するには「自ら」が動いてゆくしかありません。
なぜならば、地震はどのようなことをしても防ぐことが出来ない災害だからです。
だからこそ、来たとき、来てしまった以降の「災害対応」について私たち市民の力で、出来るところからやってゆこうという気持ちで取り組むしかないのです。ぜひ家族、仲間同士で参加してみてください。
お待ちしています。

注:写真は21年度栗原小学校での体験塾の模様です。

資料は ↓ をクリック
避難所宿泊訓練ビラ表_入谷小).pdf避難所宿泊訓練ビラ表_入谷小).pdf
避難所宿泊訓練ビラ裏.pdf避難所宿泊訓練ビラ裏.pdf

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